25年ぶりの実家で両親との生活について思うところ。
一人暮らしを始め、20代半ばで実家を離れ、結婚をし、25年ぶりに両親との生活が始まりました。
両親は、50になる娘をまだ、娘のままと思っており、
こちらは、親(なんでも頼っていい?)というよりも、高齢の人という目でみてる自分がいます。
このギャップがストレスと行き違いを生んでいるのではないのかと思っています。
母親は、「ご飯食べなさい」「ちゃんと朝ご飯を食べないとだめ」「お風呂にはいりなさい」「早く寝なさい」と「~しなさい」ということは多くなりました。
一緒に生活を始めたばかりのときは、そんなことをいわなかったのですが
徐々に、わたしのパーソナルスペースにずかずかと入ってくることが多くなりました。
それに、母親は認知症なので、その回数も増え、数回であれば、笑顔で「まー、認知症だからね」と受け答えをしていましたが、
さすがに、1日何回も、毎日だと、こちらとしては精神的にまいってしまいます・・・。
そんなときの神頼み、読書のたすけです。
わたしの助けとなりそうな本を何冊が図書館で借りてよんでます。

その中の一冊。
「母のトリセツ」よかったです。
母の老いにがっかりしないでほしい
人は誰でも老いていく。~新しい命が生まれて、古い命が場所を譲っていく。ただそれだけのことだ。
~母が望むことは究極のところただ一つ。いつまでもわたしの息子であってほしい、私の娘であってほしい。ちょっと頼ってくれて、たまに「嬉しくてたまれない笑顔」をくれれば、「わたしの息子(娘)を忘れない」こじれてしまうと母親ほど厄介な存在はないけれど「ここさえ押さえておけばいい」というコツさえ掴んでしまえば、本当に簡単。母たちの脳は、けっこうステレオタイプだからね。
生きていたら厄介だけど、逝ってしまったら、ただただ心残り。それが母親という生き物である。
生きているうちに、仲良くなってくださいね。
「母のトリセツ」からの引用
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