個人型確定拠出年金（iDeCo）に派遣社員が加入するには？

11/25/2018

派遣社員だと、老後の資金が不安。

契約社員、正社員だって、派遣社員に比べてずっと安泰。

という時代ではありまえん。

今からでも老後の資産形成が必要です。

派遣社員で個人型確定拠出年金（iDeCo）に加入することはできます。

（企業型の確定拠出年金制度に加入していなければ、誰でも加入ができます。

また企業型の確定拠出年金制度に加入していても、会社が規約にて個人型確定拠出年金（iDeCo）に重複して加入しても良いと決めている場合は可能です。）

また様々な税金面でのメリットが受けられますよ。

わたしは、リクルートの派遣社員でしたが個人型確定拠出年金に加入しました。

毎月の積み立て金額は、23,000円です。60歳まで引き出すことができないというデメリットはありますが、

「もともとないおカネ」と考え、idecoに加入しました。

下記にメリット、デメリットをまとめました。

↓

メリット

・税制優遇：

個人型確定拠出年金（iDeCo）に加入する最大のメリットは税金面の様々な優遇です。
まず毎月の積立金は全額が所得控除となります。また運用益が非課税のため運用益が全て資産となることと、受給時にも退職所得控除や公的年金等控除が使えるというのがあります。これは派遣社員も同様です。

・老後の資産形成：

派遣社員の場合、正社員と比べて異なるのは、企業年金等の福利厚生部分です。
正社員であれば、厚生年金基金や確定給付企業年金といった確定拠出年金制度以外の企業年金にも加入している場合がほとんどです。そのため派遣社員が自分で個人型確定拠出年金（iDeCo）に加入することで、同じく老後の資産を積立てることができます。

デメリット

・60歳まで受給不可：
途中で一部などでも引き出しができず、60歳まで運用を継続しないとならないという点。そのため就業していない期間があったとしても、その間も受け取れずに加入し続ける必要があるということです。例外としては、高度障害などになった場合は障害給付金として、本人が死亡した場合は死亡一時金を遺族が受け取ることができます。

もともとないおカネとして考えているので、60歳まで引き出さないので問題あいと考えています。

・投資としての危険性：

投資先は、日経平均株価に連動して積み立てていくインデックス投資にしています。
かつ、口座維持費用なども安いものを優先的に選択しているのでハイリターンは望めないもののリスクは低めにしているので個人的には問題ないと考えています。

派遣社員がidecoに加入する方法

1.運営管理機関を選択

まずは、個人型確定拠出年金（ideco）の運営管理機関を選択。たとえば、SBI証券、E-trade証券、楽天証券、みずほ銀行など。
わたしは、購入したい投資信託商品があり、なおかつ、口座維持管理費用が安かったSBI証券を選択しました。

2.　勤め先に書類の記入を依頼

個人型確定拠出年金（iDeCo）の加入書類の中で、勤め先の会社に記入頂く書類があります。社印をもらった上で、現在の年金状況について、選択肢からチェックをしてもらう書式になります。わたしはリクルートの社保の担当に依頼をしました。

3. 運営機関にて口座開設、投資先を選択

派遣先が変わった場合の手続きは？

派遣社員の場合、ずっと同じ会社に勤めているというのは結構まれです。

わたしも、リクルートの派遣から別の派遣会社へと派遣先が変更になったことがあります。