年金 受給額 主婦 130万の壁 老後夫婦で必要額

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NHK の「あさいち」で年金の特集をしていました。

ゲストは、社会保障専門家の方と税理士の方で、調べてもよくわからない年金についての疑問についてわかりやすく説明をしていました。

例えば、


Q1. 今まで扶養に入っていてパートで働いた主婦です。扶養範囲を超えてフルでパートで働くようになったらお給料額は増えたけど手取り額は6,000円減ってしまった。これなら、働き損のような気がします。扶養内で手取り額が増える方が得なのでは?

という質問に対して、専門家の方は目先の手取り額は減りますが、手取りが少なくなっても、長い目で見れば下記のメリットがあるので

・年金額が増える
・傷病手当を受けられ
・障害厚生年金の対象者である

A

働けるうちに働くことを推奨していました。
(各個人幸せの物差しが異なると思いますが、わたしも個人的にこの意見に賛成です)

さらに詳細な説明として、

主婦には、「103万円の壁」、「130万円の壁」がある。(これにもう一つ細かい条件のある新たな壁が増えます)

・103万円超・・・所得税がひかれるようになる、約1割程度なのでさほど気にならない

・130万円超・・・いままで扶養のため旦那さんが払っていた社会保険料を自分で払うようになる。

Q2. 年金の受給額が今後減りますか?

25年後には、国民年金受給額は一人6万5000円から、約4万円へ減ることは確実である。

Q3. 年金受給額が減るのであれば、年金を支払わない方が得なのではないか?

年金受給額は減っても、ゼロになることはないので支払う方がいい。それに年金の内訳をみると半分は税金が賄っているので、個人の負担額はすべてではない。

Q4. 年金は働きながらでももらえるの?

一定額までは、「年金+給与」 がもらえるが、一定額を超えると年金受給額は0になるので、働く額は確認が必要。

Q5. 年金は自動的にもらえるの?

基本的にもらえます。ただし、もらえないこともあるので年金事務所にいって確認を。


Q6. 夫婦2人で生涯必要なお金はいくら?

年金受給年(65歳)までに、年一回旅行、月一回外食するという生活レベルで、夫婦二人で 3000万必要。

生活費2400万+α(600万)=3000万

Q7. 離婚したら年金はもらえるの?

もらえます。

B

年金額は、結婚してから扶養に入っていた年数、旦那さんが払っていた厚生年金額に応じてもらえます。旦那さんが受給する厚生年金額を満額もらえるわけではなく、実際に受給される額よりは少ないです。また、旦那さんが自営業などで厚生年金に入っていなければ、各個人(夫婦各自)が支払う国民年金額に応じてもらうので離婚してもしなくても年金受給額はかわりません。

また、国によって年金支払い最低期間が異なる。日本では 25 年間、アメリカ 10 年、ドイツで 5 年、イギリス、フランスなし。

働けるうちに働いて、節約貯金をし、自分のライフスタイルに合った生活をする。また、+αで収入源を増やすようにしていきたいと思いました。

わかりやすく大変勉強になりました。^^

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