【シンポジウム】<やさしい日本語>と多文化共生2

昨日に引き続き、シンポジウムの情報の共有です。

「書き換え支援システム」という「やさしい日本語」科研におって作成された公文書のやさしい日本語へ書き換えを支援するシステム「公文書作成支援システム」、書かれた文章の難易度を診断するシステム「やさにちチェッカー」があります。

両方とも無料です。

公文書作成支援システム
入力した文書を解析し、やさしい日本語に書き換える作業の支援を行う。

・やさにちチェッカー

入力した分を解析し、易しい日本語かどうかを判定する指標を表示。指標の種類により一般版詳細版がある。

一般版

・語彙:旧日本語能力試験の3級語彙をベースにした初級語彙の比率で判定
・漢字:漢字を含む後の使用率で難易度を判定
・硬さ:文中の名刺の密度により硬い文章か判定
・長さ:分ごとに語数を長さとみなし、文の平均長さで判定
・文法:5種類の難しい文法がどれくらい使用されているかで判定

評定は各5段階、

詳細版

基本動作は一般版と同じ。5段階の判定はなく、総文字数、総名詞数、など評価。

また、NHK EASY WEB についてもシンポジウムで取り上げていました。

NHKニュースを簡易な日本語で書いたWEBサイトです。

このNHK EASY WEBは、外国人のためだけにやさしいのか?という研究もされていました。

結果としてはNOで。

外国人だけではなく、小学生、また、知的障がい者にもやさしい、わかりやすいものでした。

—-

■生活情報を伝える「やさしい日本語」ガイドライン(抜粋)

①難しい言葉を避ける  

 語彙は日本語能力検定 N2 相当まで

②文節で余白を空ける

 東北地方で大きい地震がありました 

  → 東北地方で  大きい  地震が  ありました。

③二重否定は避ける

 通れないことはない

  →通ることが  できます

④重要な言葉は < > で言い換える

 健康保険証

  →健康保険証 <病院で 使う カード>

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